第14回

今回も地歴調査の問題、午前の問題9です。

本当は前回の問題8とセットでやるのが良かったんでしょうが、あまりダラダラと長くなっても良くないかなと、1問ずつ分けています。

 

  地歴調査=資料等調査+聴取調査+現地調査

 

ですが、この内容に関しての問題です。

 この辺の内容になると、絶対に正しいか誤りかっていう書き方が出来にくいですね。だから問題の表現も「適当・不適当」「望ましい」とか「努める」になっています。

 正直、調査実施者のセンスによるものも大きいかな。

 選択肢Aなんて、別に、聴取調査と資料等調査の順番なんてその時の状況に合わせればいいって感じですが、正攻法としては、資料をざっと集めて、その辺を精査・整理したうえで???ってなった部分を聴取調査で聞いてみるって感じでしょうか?

 自分のパターンとしては、資料もらう時に少し担当者と話して、その後に資料の精査・整理したうえで、一回、現地を見ますね。そこでさらに???だったところも含めて聴取を行う感じで。そして、聴取で得られた情報を基にもう一回現地見て回るみたいな、余裕がある時は、まあまあ時間をかけることがあります。ということで、Aは不適当とは言えないので適当。

 こういうのは不適当といえるか?ってので選択肢を見ていけばいいのかな。

 BもCも製造工程の詳しい作業員や退職者を聴取調査の対象とすることが不適当か?っていうと、MUSTじゃないけどやれるならやった方がいいよねって感じで適当。

 Dの地表の位置の変更ってのも、聴取で明らかになるかどうかは別として、試料採取等の時に必要となってくる情報なので聞いておくということで、不適当ではない。

 そうしてみると、Eの選択肢だけ異彩を放ちますね。廃棄物の埋設に関する情報は聴取調査の対象とならないって、そりゃ別の法律に関連することだとはいえ聞いといたほうがいいでしょ。ということで不適当。

 こーいう問題って「適当である間違えやすいw」不適当なことの選択肢を作るのが難しそうですね。

 ということで、適当なのはABCDで4つ。正答は(4)